新作『トリカゴ』が発売になりました
本日、新作書き下ろし長編『トリカゴ』(東京創元社)が発売されました。
単行本の刊行は、昨年11月の『十の輪をくぐる』(小学館)以来です。
東京創元社さんとのお仕事は、2017年の『悪女の品格』以来、約4年ぶりです。
自身初の警察小説に挑戦しました。
無戸籍問題をテーマにしたミステリです。
どうぞよろしくお願いいたします。
<あらすじ>
蒲田署刑事課強行犯捜査係の森垣里穂子は、殺人未遂事件の捜査中に無戸籍者が隠れ住むコミュニティを発見する。そのコミュニティ、通称“ユートピア”のリーダーはリョウ、事件の容疑者ハナは彼の妹だったのだ。
無戸籍者を取り巻く状況を知った里穂子は、捜査によって彼らが唯一安心して暮らせる場所を壊してしまうのではないかと苦悩する。
だが、かつて日本中を震撼させた“鳥籠事件”との共通点に気づき……。
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